落下地点に走っていく人たち
ヤリ投げなどで、選手が投げた瞬間、すばやく落下地点に走っていく人たち。
大会役員じゃないのかって?そう、正解です。
でも、正確には「投てき審判員」(跳躍競技の場合は「跳躍審判貝」)というそうだ。
それにしても、あの投てき審判員のおじさんたちの動きのすばやさには驚かされる。
三、四人の、白い帽子にブレザー姿のおじさんたちがまるでエサに群がるネズミのように、ヤリや円盤やハンマーの落下地点にウワーッとすごいスピードで集まる。
あの仕事熱心さはほめてあげたい。
走り出すタイミングがどうみても早過ぎるって思いませんか?おじさんたちはヤリが地上に刺さる前に、あらかじめ落下地点を予測して走り出すように見える。
おしりを小刻みに震わせながら空中を疾駆するヤリ。
そして、そのヤリと競争するかのように、予測された落下地点に走る投てき審判員たち。
「あーっ、おじさんたちに刺さっちゃう!」と、悲鳴を上げるのはわたしだけでしょうか。
お願いです、投てき審判員の方々。
ヤリが刺さってからおもむろに落下地点に走るというわけにはいかないでしょうか。
ヤリは決して逃げたりしませんから。