枕木みたいなヤツ
綿路の下のコンクリート製の枕木みたいなヤツ。
フラットホームで電車を待つ親子。
「ねえパパ。線路の下に敷いてある石は何ていうの?」
「石って?」
「長細いやつ。いっぱいある」
「あのコンクリートのヤツ?」
「そう」
「あれ?」
ここでパパは慌てる。
昔は枕木といったけど、コンクリート製で枕木っていうのも何だか変だしなあ。
「昔は枕木っていったもんだけど、コンクリートになってからちょっとパパ、東スポ買ってくる。見出しがおもしろそうだったから」
「ダメだよ、ごまかしちゃ」
JR東日本に聞いてみた。
「PCまくらぎっていうんですよ」コンクリートでも枕木と?「ええ、そうです。
それと昔は"枕木"と書いていましたが、いつのころからか"まくらぎ"になりました」PCは「プレストレスト・コンクリート」の略。
初めて登場したのが昭和30年ごろのことらしい。
ちなみに、線路の下にいっぱい敷かれた石は「砕石」といい、砕石の集まった、あの土台を「道床」というんだそうです。